問題の概要
2009年12月29日15時10分から同29日17時20分までKaspersky Anti-Virusのaveserverが停止した状態になっていました。
2010年1月4日訂正 [訂正前]aveserverが停止している間は添付ファイル付きのメールについて送受信が行われず、メールはメールキューに保存された状況になります(メールキューに保存されたメールは通常MTAによって一定期間後に配信されます)。
[訂正後]aveserverが停止している間はウイルス検知ができず、送受信メール本文の文頭に以下の行が挿入されます。「 VirusScan Engine Error. (code:1) 」
また、上記理由により、上記時間中に『aveserverサービスが停止しています。averserverを起動します』のメールが管理者宛に送信されています。
原因
12月29日15時に更新されたKaspersky Anti-Virusのウイルス定義ファイルによりaveserverが停止していました。このウイルス定義ファイルは12月29日17時20分には正常なものが公開されています。
詳細は現在問い合わせ中です。詳細が分かり次第、本ページにてお伝えします。
2010年1月5日 カスペルスキー社からの報告により、配信サーバ上の定義ファイルが不完全であったことが判明しました。
今後同様の事象が発生しないように、サーバ上のファイル検査を実施後に配信することで対応することを確認いたしました。
お客さまにはご迷惑おかけいたしましたことお詫び申し上げます。
解消方法
現在、現象は解消されています(標準設定の場合、12月29日17時20分に現象は解消されています)。基本的に操作の必要はありません。
ただし、ウイルス定義ファイルの更新を12時間毎や1日毎にしている場合には以下のコマンドを実行してください。
# /usr/local/gwav/gwav-update
# /usr/local/gwav/gwav-watch
解消されたかどうかの確認方法
以下のコマンドを実行し、『/usr/local/gwav/ave/kav/5.5.4/bin/aveserver』が含まれる文字列が出力されたらaveserverが起動しています。
# ps axwww | grep '[a]veserver'
ユーザサイドでの解消方法
定義ファイルが不正な場合の復旧方法について、ホームページにて掲載する予定です。2010年1月4日記載
2009年1月6日記載 定義ファイルが不正な場合の復旧方法は、直近の定義ファイルをダウンロードし自動更新するコマンド実行をします。
実行スクリプトを入手するには、sp@gideon.co.jp へ題記「ウイルス定義ファイル更新スクリプト送付願い」を記載して送信願います。
VirusScan Engine Error. (code:1)が解消しない場合
定期実行される gwav-watch コマンドで、aveserver プロセスを再起動(正常停止、起動)します。
しかし不整合のあった定義ファイルを読み込んだ場合、aveserver プロセスが、正常停止できないことがあることが判明しました。
このケースでは、手動にて以下のコマンドを実行してください。管理者権限(rootでlogin)で実行願います。
# kill -KILL aveserverのプロセス番号
# /etc/init.d/aved start
*aveserverのプロセス番号は以下の手順で確認できます。
ps auxw | grep aveserver で表示される2番目の項目の数字がプロセスIDになります。
テストメール(無害なウイルスEICAR)を送信することでテストできます。
以下のコマンドを実行するとウイルス検知メールがメールアカウントに届きます。
/usr/local/gwav/gwav-checker --virus-test テスト用メールアカウント