2008年7月31日追記:Turbolinux Appliance server 1.0(TLAS1.0)とMMQUBE3における負荷の増大について
今回のアップグレードにより、ディストリビューションTLAS1.0とMMQUBE3(TLAS1.0と同等)の場合に負荷が増大するという報告を受けております。現象が発生しているかどうかの確認は以下の手順を実行してください。
本現象が発生しているかどうかの確認手順
TLAS 1.0もしくはMMQUBE3にコンソールログインします。telnetやsshでログインしてください。
ログイン後、以下のコマンドを実行してください。
ps axo 'user,pid,%cpu,comm' | sed -n '{ 1p; /^mailflt3/p; }'
上記コマンド実行してまずは以下のようにap-mailfilterが10個存在しているかどうか確認してください。次に以下で強調表示された『%CPUの項目の合計』をおおよそで計算していただき、この合計が100%近い場合には現象が発生していると思われます。
USER PID %CPU COMMAND
mailflt3 30640 0.0 kas-license
mailflt3 30643 0.0 ap-process-serv
mailflt3 30645 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30646 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30647 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30648 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30649 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30650 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30651 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30652 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30653 10.0 ap-mailfilter
mailflt3 30654 10.0 ap-mailfilter
本現象からの復帰手順
復帰する場合にはroot権限でコンソールにログインしてください。通常root権限でログインするためには、一般ユーザでコンソールログイン後に『su -』コマンドを実行し、rootのパスワードを入力することで可能です。
root権限でログイン後は以下のコマンドを実行してください(※実行にしばらく時間がかかる場合があります)。
/usr/local/gwav/wget http://download.gideon.co.jp/kas2-downgrader.sh
sh kas2-downgrader.sh
上記ダウングレードコマンド実行後に成功したかどうかを確認します。以下の2つのコマンドを実行してください(mailfltのあとには半角スペースが必要です)。
ps axo 'user,%cpu,comm' | grep '^mailflt '
ls -l /etc/rc.d/init.d/kas3 /usr/local/ap-mailfilter3
上記コマンドを実行して、以下のような結果となればダウングレード成功です。
# ps axo 'user,%cpu,comm' | grep '^mailflt '
mailflt 0.0 kas-license
mailflt 0.0 ap-process-serv
# ls -l /etc/rc.d/init.d/kas3 /usr/local/ap-mailfilter3
ls: /etc/rc.d/init.d/kas3: No such file or directory
ls: /usr/local/ap-mailfilter3: No such file or directory
ダウングレード後
ダウングレード後はアップグレード前と同様の環境です。ダウングレードを実行していただいた場合や、今回の件に関する不明な点等ございましたらお問い合わせページの情報に連絡してください。
また、ダウングレード後の『KAS』エンジンのアップグレードに関しては、弊社からの連絡の後に行います。自動では行いません。
2008年7月29日追記。適切に自動更新されたかどうかの確認方法についての情報の修正があります。7月上旬に配信させていただいたメール(件名:【GIDEON自動更新】製品モジュール自動更新のご案内 2008/07/29』)では、「パッチ名:20080729と表示されていれば適切に自動更新が行われたことを意味します」と記述させていただきました。この情報に関して修正し、確認方法は本ページに下記いたしました『アップデートされたかどうかの確認方法』となります。
すでに 『アンチウイルス アンチスパムPlus』 (Turbolinux AS 対応含む)にアップグレードまたは新規インストールしている場合、 自動でKASのエンジンがアップグレードされます。ユーザは特に何もする必要はありません。
- 今回のアップグレードによる修正点
-
- スパムDBアップデートサイトの変更: アンチウイルスと同様にdnl-jp1.kaspersky-labs.com、dnl-jp2.kaspersky-labs.com、dns-jp3.kaspersky-labs.com、dnl-jp4.kaspersky-labs.comにアクセスします
- カスペルスキー社が提供するスパム検出用検索データベースの更新速度が向上します
- メモリーやCPUの負荷を軽減します
- スパム検出率が向上します
- 一部言語に対する誤検知率が低減します
- アップデートされたかどうかの確認方法
- 2008年8月5日午前3時以降、GUIの『更新状況/AntiSpam』の更新履歴欄に以下が記述されていればアップグレードされています。
2008-07-28: by gas-kas3-setup
* ase/kas/3.0 : 新規
- 判定方法『KAS』をKaspersky Anti-Spam 3.0に変更